新幹線の列車番号とは?

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新幹線のホームに行くと、時刻表を見ると1号の次3号ではなく203号だったりします。

この目的地の前に付くこの番号の意味はいったい何なのでしょう?

何らかの理由がある事がわかるのですが、この理由を知っていると混雑に巻き込まれない新幹線の乗り方もできるようです。

列車番号にはどんな意味があるのでしょうか。

 

新幹線等の列車番号にはどんな意味があるのか?

新幹線に問わず在来線にも基本的には列車番号が振られているのです。

列車番号は鉄道会社によって番号の振り分けこそ違っていますが、基本的には時刻表に関連するダイヤに使われるのです。

ダイヤ改正という言葉を耳にした事もあると思いますが、列車の運行表になります。

その為に番号が振られて運行管理をしている事になります。

JRでは運行管理上大まかにかつ分かりやすく番号管理を行っているのです。

00~99 旅客列車と貨物列車
100ケタ 特別急行列車

100の位でどの線のどの区間を運行している列車かわかる

1000ケタ 列車の運行形態の違いを表示しています。

臨時列車や季節列車等も1000ケタの列車番号が振り分けられる事になります。

この列車番号は在来線のみに使用されるもので、新幹線には適合せず、新幹線のみ適用の列車番号を振り分けられています。

これは、新幹線が在来線とは違う規格路線を運航しているからと考えてもいいでしょう。

在来線の場合には列車番号などはホームで表示される事はありませんから、行き先だけの表示になっています。

時刻表の本を買うとたぶん在来線の列車番号も記入されてると思います。

 

新幹線の列車番号で混雑を避けることができるのか?

ここで紹介するのは東海・山陽新幹線について説明します。

新幹線の列車番号には在来線と同じく運行区間やどこ行きなのかがわかるようになっています。

ちなみに奇数は下り列車・偶数は登り列車になっています。

 

「のぞみ」

1~64号

東京~博多間を運行する定期運行列車になります。

夏休みや正月等帰省ラッシュ時には、この列車番号の指定席から順次埋まっていきます。

95~99号

早朝または深夜等の運行で東京まで行かない。

又は、東京発には出来ない新幹線に割り当てられる番号です。

100~138号

主に東京~広島間を運行する定期運行列車になります。

早朝深夜では岡山・姫路・西明石発でこの番号帯を使う事もあります。

150~197号

東京~博多を基本として運行する臨時列車になります。

一部は岡山又は広島発着になっています。

200~265号

東京~新大阪の定期運行列車になります。

288号

早朝の名古屋発東京行きの定期運行列車です。

290~430号

東京~新大阪の臨時運行列車になります。

新幹線のぞみの中では比較的すいている番号帯の新幹線になります。

 

「ひかり」

440~444号

この番号は山陽新幹線だけで運行している新幹線に割り当てられています。

490~495号

東京以外の東海区間~山陽区間で運行されている新幹線に割り当てられています。

460~481号

東海区間~岡山発着の新幹線に割り当てられています。

460号のみ広島始発です。

500~539号

東海区間で完結する新幹線です。

新大阪発着が基本となっています。

 

「こだま」

630~687号

東海区間の東京~新大阪・名古屋間のこだまに振り分けられる番号です。

690~698号

東海区間運用のこだまで東京発着ではない新幹線に使われています。

700~708号

東海区間運用のこだまで、静岡県内各駅~東京間で運行されている新幹線の番号です。

801~812号

東海区間の三島駅~東京駅区間を運行するこだまに割り当てられている番号です。

720~773号

山陽新幹線区間で使用されている、こだまの番号です。

 

のぞみ・ひかり・こだまの比較

のぞみ・ひかり・こだまの番号を例にあげて紹介してきました。

のぞみ 1~430号
ひかり 440~539号
こだま 630~773号

と言う番号で分けられています。

出張などで大阪に行かなければならないような場合には、わざわざ博多行きや広島行き等の新幹線ではなく新大阪行きの新幹線の番号を抑えておけば、確実に名古屋あたりから乗客が減りますから混雑を避けて新大阪に付く事ができるのです。

のぞみ290号~430号の新幹線の予約を取れば大阪までは気楽に行ける事になります。

 

まとめ

新幹線の列車番号の意味などについて紹介してきました。

この新幹線の番号にはいろいろな意味が含まれているんですね。

この番号さえわかっていれば、新大阪まで行く方なら、わざわざ博多行きの新幹線にのって修学旅行などに巻き込まれずに、ある程度すいている新幹線で大阪まで行くことができますから、ビジネスマンにとっては、覚えておいた方が良い番号かもしれませんね。

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