新幹線のグリーン車と普通車の料金の違いは?アップグレードは出来る?

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新幹線に乗ってどこか旅行に行きたいと思う方も大変大勢いるのではないでしょうか。

でも、新幹線は料金が非常に高いというイメージがどうしてもついてまわってしまいますよね。

確かに今では、飛行機もLCC等が参入していますから、格安で旅行に行ける時代にはなっています。

でも新幹線の人気は衰えていないというのが現状です。

グリーン車の設置や指定席があるていどお客の心を掴んでいるのではないでしょうか。

 

新幹線のグリーン車と普通車の料金の違いはどのくらい開きがあるのか?

グリーン車と普通車の料金の違いを紹介する前に、車内の違いについて紹介していきましょう。

まず、座席ですが、普通車の場合には2列と3列から構成されています。

しかしグリーン車は2列と2列なので、普通車に比べてゆとりがある空間が持たれています。

また前席との間隔ですが、普通車では1040㎜ですがグリーン車では1160㎜と120㎜分ゆとりが生まれています。

一言でいえばグリーン車はゆったりできる空間が演出されているという事になります。

サービス面での違いはあるのか?という事になりますが、グリーン車ではおしぼりサービスとブランケットの無料貸し出しが行われている程度ですから、なくても問題はないと思う方も多いのではないでしょうか。

 

料金の違い

グリーン車ののぞみと普通車の料金はどれだけ違いがあるのでしょうか。

場所 グリーン車 普通車 差額
東京~新大阪間 19230円 13620円 5610円
東京~広島間 26120円 18040円 8080円
東京~博多間 30080円 21810円 8270円

このような違いとなっています。

東海道・山陽新幹線で博多までグリーン車と普通車での差額が10000円に行かないは少し驚きです。

普通席はいろいろな乗客がいますから、静かに過ごしたいという方にとっては苦痛かもしれません。

グリーン車と差額から考えればグリーン車はかなり静かですから、この差額でも納得できるのではないでしょうか。

 

新幹線の普通席からグリーン車にアップグレードは出来るのでしょうか?

新幹線の自由席を購入したが、グリーン車に変更したいと思う方も当然いますよね。

一度購入した限りは変更できないと思って我慢して自由席に乗車する方もいるのではないでしょうか。

実は乗りたい新幹線のグリーン車の席が空いていれば自由席からアップグレードすることが可能なのです。

基本的には新幹線のチケットは2枚構成になっています。

グリーン車の場合 乗車券+特急券・グリーン券
自由席の場合 乗車券+自由席特急券

このような構成です。

乗車券は変わらないので、2枚目の特急券・グリーン券と自由席特急券の交換作業になります。

ここでも、特急券の扱いは同じ金額扱いですから、差が生じるのはグリーン券と自由席券です。

アップグレードする場合には、この差額を支払う事で、自由席からグリーン車への移動が可能になります。

これは、みどりの窓口で行う事が基本ですが、乗車した新幹線でも車掌に言えば、グリーン車に空き席があれば差額分の金額を支払ってグリーン車に変更する事が可能になっています。

但し、自由席券は当日どの新幹線にも適用できますが、グリーン車は指定席同様に決められた車両になるので注意しましょう。

 

まとめ

新幹線のグリーン車と普通車の料金の違いやアップグレードができるのか?について紹介してきました。

たしかに自由席の場合にはいろいろなお客さんが乗車しますから、騒々しい場合もあります。

自由席がガラガラの場合にはかなりの解放感を味わえるという利点もあるのです。

グリーン券との差額も思っていた以上に開きがないので、のんびり静かに旅行したい方にはグリーン車がお薦めでしょう。

みんなでワイワイしながら行きたい方は自由席の方が良いです。

その方の気分によってグリーン車と普通車を使い分けて見てもいいのかもしれませんね。

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