日本の列車の中での最高峰と言うと、当然各JRが保有する新幹線です。
鹿児島中央駅から新函館北斗駅まで、新幹線だけを乗り継いで行ける事が可能になっています。
それだけ日本の高速鉄道網がある程度張り巡らされているという状況がわかると思います。
しかし、日本人の中で、新幹線に乗った事がないという方の割合は約6%という事です。
日本の人口から考えると約60万人の方が新幹線にのった事がないという事になるのです。
新幹線に乗った事がない人でも、新幹線に簡単に乗れるのか?
新幹線と言うと何か特別な列車感が非常に高く、料金もそれなりに高いです。
そればかりではなく、普通の電車と違っていろいろと手続きが面倒なイメージも多くなるのではないでしょうか。
実際、新幹線に乗るのは、それほど難しい事ではありません。毎日通勤や通学に乗っている電車と大差はありません。
新幹線の乗り方
- 駅で切符を購入する
- 改札を通す
- 新幹線に乗る
- 目的地で降りる
この4ステップだけで新幹線に乗れます。
では、ステップごとに詳しく見ていきましょう。
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1駅で切符を購入する
緑の窓口がある駅なら簡単ですが、ない場合でも駅員さんが対応してくれます。
駅員さんに新幹線の切符が欲しいと告げるだけで、駅員さんが新幹線用の切符の販売を行ってくれます。
- どこからどこまで乗るのか?(乗車区間)
- いつ頃何時ごろ乗りたいのか?(乗車日時)
- 座席を自由か指定か?(座席の指定)
この3点を駅員さんに伝えるだけで切符が購入する事が可能です。
できれば乗車する前日までに購入するのが良いでしょう。
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2改札を通す
駅にいくと自動改札がありますが、手元には乗車券と特急券の2枚があります。
この場合は切符を2枚重ねて自動改札に通すだけでOKです。
後は落とさない様に保管するのみです。
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3新幹線に乗る
改札を抜けたら、案内板を見て、自分が乗る新幹線の出発ホームを確認します。
ホームに上がって後は新幹線を待つだけです。
但し気を付けなければならないのは、時間です。
改札から5分もあれば乗車する事は可能ですが、ホームを間違えてしまって違う新幹線に乗車してしまったり、隣の新幹線に乗ってしまったりと、時間がないと慌ててしまいます。
それを避けるためにも、時間に余裕を持って、乗車予定の新幹線の発車時刻の30分前にはホームの待合室で待っている事が望ましいです。
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4目的地で降りる
目的地についたら、在来線に乗り換えるのか、そのまま改札を出るのかで出口が変わってきます。
ここさえクリアできれば、もう安心です。
簡単に説明するとこの様な流れで新幹線に乗る事が可能になるわけです。
新幹線に乗る場合にはSUICAで乗車することができるのか?
JRを利用している方のほとんどがSUICAを利用している事でしょう。
ではSUICAで新幹線に乗車する事ができるのか?という事になります。
結論からいうと、通常のSUICAでは乗車する事ができません。
使用しているSUICAを「タッチでGO新幹線」や「スマートEX」などに登録しなければ乗車することができないシステムになっています。
紙の新幹線チケットに切り替える場合
SUICAで東京駅まで行き、紙の新幹線チケットに切り替える場合にはどうすればいいのでしょう。
SUICAが使えないと、乗車記録に改札を出たという記録がされなくなってしまいますよね。
この場合には、新幹線の改札の自動改札にまず、SUICAをタッチします。
そのあと新幹線のチケットを自動改札に通す事で、問題なく改札を通過する事が出来ます。
新幹線の改札口から出る場合も同じ様にすれば、SUICAには記録が残る事になるので、その後も、問題なく使用することができます。
まとめ
新幹線の乗り方を簡単に説明してきました。
新幹線は同じ駅内にあったとしても、別の駅と考えた方がわかりやすいと思います。
それに、初めて乗る方もこれだけ簡単に乗れるとは思ってもいなかったのではないでしょうか。
一度は新幹線にのって北~南まで行ってみたいですからね。
LCCがある分新幹線は割高感がありますが、時間に余裕があるならばLCCではなく、新幹線と在来線を使って旅をしてみるのもいいかもしれませんね。