新幹線のチケットの有効期限を調査!切れたらどうなるの?

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新幹線のチケットは乗車日の1ヶ月前から購入する事が出来ます。

当然ですが、乗車券と特急券の2種類のチケットが手元に来る事になります。

中には慌ててチケットの購入をする方も当然います。

自分が乗車しようとしている日と違った日のチケットを購入してしまうケースもあるでしょう。

この時、チケットの有効期限が切れてしまった場合には、どうなるのでしょう。

払い戻しなどは出来るのでしょうか?

 

新幹線のチケットの有効期限はどうなっているのか?

新幹線に乗車するには、乗車券と特急券の2種類が必要になっています。

チケットの有効期限を気にしていないと、新幹線に乗車する事が出来なくなってしまいます。

JRでは乗車券の有効期限の規定を設けています。

これは新幹線だけでなく、在来線も同じ事となっています。

 

乗車券の有効期限

乗車駅からの距離 有効期限
片道100km以内 1日
片道200km以内 2日
片道400km以内 3日
片道600km以内 4日
片道800km以内 5日
片道1000km以内 6日

乗車券の有効期限はこのようになっています。

東京から新大阪間は約550kmですから、乗車券の有効期限は4日間となります。

新大阪まで行くのに最大で4日間かけて行っても、途中下車が認められるので問題はありません。

 

特急券の有効期限

特急券の有効期限はどうなっているのでしょう。

これは良くチケットを見てもらうとわかるのですが、有効期限は乗車券=特急券とはなっていません。

特急券は新幹線に乗車する日のみ有効となっているので、特急券の有効期限は1日のみなのです。

例えば指定席特急券の場合は決まった新幹線にしか乗れない事になります。

但し、指定された新幹線に乗り遅れた場合には臨時処置として、当日に限ってそれ以降の新幹線の自由席に乗車する事が可能になっています。

 

新幹線チケットが有効期限が切れてしまった場合にはどうなるのか?

新幹線のチケットを慌てて購入してしまって、自分が乗車する日と新幹線に乗車する日が間違っていた場合もあると思います。

新大阪に行く日を4月5日だったにも関わらず、4月1日の新幹線のチケットを購入してしまった場合では、特急券は当日のみ有効ですから、4月1日の段階で有効期限切れとなってしまいます。

乗車券の場合も600km以内と言う事で最大4日間有効期限がありますが、4月5日には新幹線には乗る事ができません。

このチケットは両方とも有効期限が切れてしまっていますから、特急券だけを買い直しても新幹線には乗る事ができません。

つまり有効期限が切れてしまった場合には、ただの紙くずと化してしまいます。

 

払い戻しは出来るの?

間違えて買ってしまったのだから、せめて乗車券でも払い戻しが効かないのか?と思いたくなりますが、有効期限が切れてしまっては、自分の過失を認めるしかありません。

払い戻しは効かない事になります。払い戻しができるのは、有効期限内までとなっています。

但し、この払い戻しは全額が戻るわけではなく、手数料が発生する事になりますので、注意してください。

有効期限が切れてしまったチケットの使い道は他にないのか?と涙目ながら思ってしまいそうですが、ただの紙切れとなる以外はありません。

何かの記念列車のチケットならそれなりの価値がつくのかもしれませんが、日常普通に運行している新幹線の場合では、高い講習費用と思って諦めるしか無いです。

チケットを購入した段階で、乗車日の確認を確実にすることしかありません。

 

まとめ

新幹線のチケットの有効期限と有効期限が切れてしまった場合について紹介してきました。

乗車券の方は有効期限が距離によって違うので、こちらも注意する必要があります。

また特急券と乗車券の有効期限が同じと思いこんでいる方も当然いますから、こちらも注意しましょう。

乗車券と特急券の有効期限は違うと覚えておく必要はありますね。

新幹線を有効活用しながら、途中下車の旅もいいかもしれません。特急券の分だけ高く付きますけどね。

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