新幹線には3タイプの座席が用意されています。
グリーン・指定席・自由席のです。
旅慣れている方や、ビジネスマンなどは、ちょっと高いが指定席という方も多いでしょう。
なかには、自由席に固着する方も当然いる訳です。
では、新幹線に乗る時に自由席は確実に座ることができるのでしょうか?
新幹線の自由席に座る方法があるのか?
東海道新幹線の場合には、のそみ・ひかり・こだまの3車両が走っていますが、実は自由席の車両がそれぞれ違うのです。
| 新幹線 | 自由席の車両 |
| のぞみ | 3両 |
| ひかり | 5両 |
| こだま | 10両 |
という設定になっているのです。
これからもわかる通り、圧倒的にこだまの自由席車両の多さが目立ちます。
後は目的地の到着時間が違うだけですから、自由席にこだわるので有れば確実にこだまを選択することが有利な条件となります。
のぞみの自由席に座る場合
のぞみの自由席に乗りたい場合があると思います。
このような場合には、確実に時刻表とのにらめっこになるでしょう。
のぞみの発車時刻で次の発車の感覚が短く長距離ではない車両を選ぶことが条件になります。
狙い目は臨時列車という事になります。
また、のぞみの自由席は2両目が一番座席数が多いのでそこを狙うのが良いでしょうまた、階段から遠い車両を選択するのも手です。
自由席に座る秘策
ここまでして自由席に乗りたいという、この熱い気持ちに応えるためにも、最後の秘策を教えましょう。
それは、区切りのいい発車時間の車両は選ばないという事です。
つまり、0分や30分などの区切りがいい物は人がチケットを買い求める率がたかいので、
あえて47分発や33分発等の微妙な時間のズレの発車時刻の列車を選ぶ事なのです。
新幹線の自由席の注意点はあるのか?
新幹線の自由席に座る方法が何となくですが見えてきたところで、自由席の注意点です。
「のぞみ」にこだわらない
自由席券は簡単にいうとその日の新幹線の自由席なら何時の新幹線でも乗れる事になっています。
自由席に座ってゆっくりと行きたい方も大勢いると思います。
あくまでも「のぞみ」の自由席にこだわる必要性がないとも言えるのです。
あまりにものぞみにこだわり過ぎた為に、先行出発したこだまが先に目的地に到着してしまう事さえも考えなければなりません。
のぞみにこだわらず、こだまを選択した場合には、確実にのぞみ・ひかりに抜かれる事を念頭に時間を読んで行動することになります。
繁忙期を避けるのは当然ですが、やはり始めから座って行きたい場合には、始発駅の東京発を基本に行動することが大原則になります。
並ぶ時は先頭付近に
狙っていた「こだま」が長蛇の列だった場合には、涙をこらえて次発のこだまに切り替える事も必要になります。
先頭に並ぶ事さえできれば、のぞみでもひかりでも構わないのですが、やはり車両の数が少ない分多くの方が並ぶ事を考えれば、こだまで先頭付近で待つのが確実に座れる方法になるでしょう。
ただ、新幹線の運行の正確さは世界一では有りますが、トラブルを起こした場合には、普通列車以上に長時間停車することがありますから、その辺りも考慮に入れて行動に移した方が良いのではないでしょうか。
まとめ
新幹線の自由席に座る為の方法や自由席の注意点等について紹介してきました。
誰もが、少しでも安くて遠くまで早く行きたいと思うのが人間の常です。
特にサラリーマンの方は時間に追われながら仕事をしていますから、余計にのぞみの自由席争奪戦に拍車が掛かるのだと思います。
LCCの航空便があるにも関わらず、新幹線を利用する方が減らない理由には安全以外にも正確さが確実に存在しているからでしょう。
多少余裕があるのであれば指定席が一番いいのですが、どうしても取れなかった場合には自由席になってしまいますから、この辺りは、駆け引きになって来るのでしょう。
自由席は確実に座れるとはいいきれませんが、座れた場合には確実に最後まで座って行ける最安値の座席ですからね。